パチンコ屋に行くと必ずいるものなーんだ。
答えは喫煙者である。
パチンコとタバコはセットなのである。
そもそも、タバコはなぜ吸われているのか?
大体、中学、高校で吸い始める。理由は、「周りが吸っているから」や、「かっこいいから」や、「禁止されているから」。
考えてみれば変で、タバコを本当に吸いたいという気持ちで吸い始める奴は皆無なのだ。
もし何も前情報がない状態でタバコを吸い始めてもほとんどの人間が最初の一本でヤメてしまうだろう。
ただ煙いだけなんだから。
最初にタバコを吸った者は例外なく、なんだこれ?と思うだろう。
でも慣らしていけばいずれ良さが分かるはずだ!大人があんなに美味しそうに吸っているんだし、と無理をして吸い続ける。
そしてだんだんとタバコがウマイと思えるようになる。
頑張って頑張ってタバコの良さを知ろうとする。
いつしかタバコ無しの生活など考えられなくなる。
一体、彼らは努力の結果、何を得たかったのだろう。
若いから善悪の判断がつかないのは仕方がないのかも知れない。
そう考えると諸悪の根源は大人やテレビにある。
そいつらがタバコばっかり吸うもんだから、さぞいいものなんだろうと子供は勘違いする。
好きなミュージシャンが吸っていたり、好きな映画で俳優が吸っていたり、憧れもあるだろう。
子供のうちは大人のせい、とまだ納得できるけど、いい大人がタバコをスパスパ吸っているのはなんなんだろう。
脳が青春時代で止まっているのだろうか。
いや、止まっている。彼らはタバコを生活のルーティンとして、それを当たり前だと錯覚している。
一刻も早く抜けださなくてはいけない。
一生、吸い続ける気なのだろうか。多分、皆いつかはやめたいと思っているはず。
だったら今やめるべきなのだ。一刻も早くタバコという悪を断絶しなければならない。未来の子どもたちのために。
結論。喫煙者とは前世代の大人が作り出した癌である。